旧来は、スタンレー・ホーという方が
マカオのカジノ経営を独占していたのですが、
2002年その経営権を一部売却後
それを機に外国からの投資が急増し、
毎年新しいホテル、カジノがオープンし、
昨年は、マカオのカジノ売上が、ラスベガスを越え、
活況を奏しています。
それに拍車をかけるように、
2005年に文化遺産として世界遺産に登録され、
観光客数も急激に増え、島全体がきれいになりつつあります。
昨年も行ったのですが、新しいホテルができて町並みも変わるし
そこらじゅうで建設中のホテルが散見されました。
昨年できたばかりの、アメリカ系のホテルに宿泊しました。
町の中での店や、タクシーでは、
共産主義国のなごりかサービスと呼べるサービスではありませんが、
ホテルの中のサービスは、それなりに行き届いていました。
観光客が増えるのに比例して、
ハードだけでなく、ソフト面も成長を願うところです。
さてさて、もちろん、マカオでもバーに行きました。
毎回言うことですが、
やはり日本のカクテルは世界一だと思いますね。
今回は、氷にスポットライト
アイスコーヒーは、氷が溶けるのを見越して、
濃い目に作るのと同じように、
氷は、それ以上の温度のものに触れることによって
水に変わります。
カクテルという、ほんの60mlの飲み物のうち、
3ml氷が溶けるだけで、5%薄まることになります。
だから日本のカクテルは、
純度の高い氷をさらに1日冷凍庫に寝かせて
溶けづらくするなど工夫しています。
製氷機の氷を使うと、
さらに溶けやすく、
また、カクテルの材料も冷やしておかないと、
すごい氷が溶けます。
今回もコスモポリタンを注文しましたが、
水っぽく、
氷の溶けきってしまったオレンジジュースのような感覚でした。
たかが、氷。されど、氷。
学ぶべきことは無限にありますね。