はぁ・・・
　はぁ・・・
　はぁ・・・

　「お姉さん寝たきり老人みたいなんですよ？」

　はいはいはい、また言い訳からですか・・・

　私：「で？」
　仲：「印鑑押してくれないみたいなんですよね・・・」
　私：「意思決定できない人なら誰か代理人立てるしかないでしょ！」
　仲：「ん～・・・」
　私：「委任状には、印鑑押せるんですか？」
　仲：「妹さんも、お姉さんと話しても埒が明かないらしくて・・・」
　私：「要するに何ですか！今の状態で判断しろってことですか！」
　仲：「いや・・・何かいい案内かと思いまして・・・」

　いいかげん私も堪忍袋の緒が切れましたよ！

　「あんなた仲介でしょ！自分で考えてくださいよ！」

　「お姉さんの相続人、妹さんしかいないみたいで・・・
　　お姉さん亡くなったら妹さんのものになるかなぁ・・・」

　「何かいい案浮かんだら電話してきてください！」

　もう、いいかげん私を頼るのはやめてくださいよ。
　私はお客さんなんですから・・・
　書いても書きつくせないぐらい言ってやりました・・・

　私に言わせりゃ本気で考えてないんですよ。
　自分の精一杯の力を出して、その答えを出してるのか
　誰かに頼ってばっかじゃだめですよ。

　ものすごい心残りですけどね・・・
　お断りしようかと思います。

　それで本気になることを願いつつ。
　はぁ・・・
　内装業者にお断りしたり
　会社には何て言おうかなぁ・・・
　はぁ・・・